さしも知らじな 燃ゆる思ひを

自担が三十路になりました

デジモンアドベンチャーtri.を見てきた藤北担のはなし

デジモンアドベンチャーtri.を先日、公開終了前ギリギリ滑り込みで見てまいりました。各地で売り切れているというパンフレットも無事にGETすることができ、パンフのデザインにテンション上がりまくりです!最後に過去の映像挟んでくるのズルいしブレイブハート流されたらそりゃ泣くしか選択肢が!ない!!

作画や内容、テンポなど、入り込めないところ、文句を言いたいところも色々とあったのですが、本日の目的ではないので割愛させていただきます!特にネタバレをするつもりもございません!タイトル通り、藤北を中心に、私の好きなシンメの話をしたいと思います。正直、話に浸りながらも、ところどころで藤北のことを考える90分でした。


私が初代のデジモンアドベンチャーに出会ったのは、小学校5年生の時でした。当時アニマックスにハマっていて、ドラゴンボールハンターハンターなどアニメをずーっと見ていたのですが、その中で一層ハマり、録画までして全話見た作品、それが当作品でした。何が良かったって!お察しの通りです!選ばし子供たち全員の絆ももちろんですが、太一とヤマトのなんとも言えない関係に胸が熱くなりました。当時から大分危ない小学生だった私。
同じクラスにいても絶対に仲良くならないであろう正反対な2人が、共通の敵を倒す為に、ぶつかり合いながらも絆を育んでいく。敵をを倒すにはこの2人が手を取り合うことが必要不可欠なんですよ。今見ても滾る!
私が特に好きだったのは主人公の太一ではなくヤマト、カラーで言うならば赤でなく青、主人公のライバルポジションの彼でした。8人の子どもたちの成長物語でもありますが、ヤマトの成長には太一の存在がなくてはなりませんでした。しかも彼の紋章は「友情」と来た!人見知りせず、コミュニケーションに臆さない、誰とでも仲良くなるような太一と正反対のヤマトの紋章が「友情」なのが熱いですよね!はい、話が逸れました、すみません。

他の状況、大抵の人々が日々を過ごすであろう学校という場所。そこに居たら絶対に仲良くならないであろう、2人。明るくムードメーカーで、考えるより先に身体が動く感情型。やや自己中心的な部分もありますが、圧倒的なカリスマ性で自然と人を引っ張る太一。逆に、熱い思いを秘めながらも、冷静に状況を判断してから行動する理論派。だけど割と感情的な一面も持ち合わせていて、だからこそ行き当たりばったりな太一につっかかってしまうヤマト。
そんな2人が大好きだった私が、数年の時を経て、藤北にハマるのですが。
あれ、これって結構必然的な流れじゃないか。
と、気がついてしまいました。

北山くんのことはしばしば、実写版太一だと思っていました。だけどなんでここに思い至らなかったんだろうか。

藤北の何が好きか、ということを語る時もしばしば、「ただのクラスメートだったら100%仲良くならなかったであろう正反対な2人がジャニーズという非日常空間で出会い、意図せずグループの2トップに立たされ、過酷なJr時代を共に乗り越えデビューまで辿り着いた運命性」と、大袈裟に答えることがあります。はい、太一とヤマトとのこのシンクロ!そりゃ好きになる。なんだ、パロディした実写版か!
藤北に関して補足すると、そんな2人が一度パフォーマンスにまわると他を寄せ付けないほど同じ波長を纏う、という所までが1セットですが。すごいと思うんです、ジャニーズの中で見ると、元の素材が一級品なわけじゃない。素材自体が一級品なポテンシャルの持ち主が多くいる事務所内で、圧倒的なアイドル的ビジュアルを持ってるわけじゃない2人が、努力と雰囲気で全てを超えて素材以上の、何十倍ものモノを魅せるタイプの人ってそう多くないのに、その2人が同じグループになって2人で先頭に立つ、って。ステージに立つまでは全てが正反対なのに、ステージに立つと全ての波長が合うのが藤北の奇跡。そこに年月という付加価値が加わって、2015年は藤北過激派として随分楽しい日々を過ごさせていただきました!!


私はジャニーズを好きになる前の17年間、ジャニーズを「たかがジャニーズ」だと思っていて、アンチとまでは行かないものの、それ以上でも以下でもないものだと思っていました。玉森くんにハマった姉がキスマイを私に推して来た時、最初は、ジャニーズなんて、と引いていたんです。だけど、姉の布教の中に「藤北」という存在を見つけると、たいして引っかかることなくどんどんのめり込みました。後から考えて、「世界一のアイドル藤ヶ谷くんが最強シンメ北山くんを連れていたら好きにならないわけないよなー」とか頭の軽いことを考えていましたが、今回映画で久しぶりに永遠の主人公太一とライバルヤマトを見て、その必然性に個人的に納得し、映画を見ながら、「そりゃ抗えないわー」と1人でスッキリしていました。

そう考えると、私がシンメに簡単にホイホイされてきたこと、私が好きになったシンメが藤北の他に、中島健人くんと菊池風磨くん、京本大我くんと安井謙太郎くんのペアであったことも説明がつくような感じです。風磨くんと京本くんのことが単体で好きになった、という前提のもと、プライベートでは2人で遊ぶことがないような、仲のいいグループは別々にあるような2人が、ステージに立つと唯一無二になる、その関係性にグッときます。とはいえ、京本くんと安井くんは、今やストーンズが結成され、シンメとは中々言えない部分がありますが、だれども私はこの2人が好きです。年は少し離れているけど、安井くんに生意気な京本くんや、皆に優しい安井くんが京本くんにはややあたりが強いところに、幼馴染のような空気が漂っていて良いですよね!熱いですよね!2人がまた同じステージに立つ日を夢見ています…!

ここで少し剛健の話をさせていただくと、彼らはJr.時代から言われていたように「剛健コンビ」なんですよね。シンメの定義は私が語れたものではありませんが、パフォーマンスでも常にシンメトリーの位置にいるわけではありませんし。ただ、あそこまで圧倒的なカリスマ性を持った二人がJr.時代から20年以上変わらない関係性で、唯一無二のペア、ということには別のロマンが詰まってるんです…!2人とも35を越えたオジサンなのに。この2人の特殊性を語るとしたら、三宅健の生態の話からはじめないといけない気がするので本日のところは彼らは天使だから、で済ませておきたいと思います。

シンメから話がズレましたね。すみません。剛健コンビはもちろん好きです。めちゃくちゃ好きです。ただ、彼らに求めているのはパフォーマンス面ではなくて、どちらかというとパフォーマンスではない部分での素の表情が見たいですね。対して藤北シンメは、何をおいてもパフォーマンスで圧倒されたいです。
もう何の話をしたいのか、収拾がつかなくなってきていますね。すみません!
とりあえずは、デジモンアドベンチャーを1話から見て、太一とヤマトのシンメ性にひたりつつ、3月の第二章公開に備えたいと思います!

ここまで読んで下さった藤北好きの方、シンメ好きの方、男子同士のアレコレに興味のある方、初代デジモンアドベンチャー是非見てください。後悔はさせません!!

本日はこれにて。