さしも知らじな 燃ゆる思ひを

自担が三十路になりました

向井康二くんのいない松竹座

忘れる前に、全部全部言っておきたい。

 

 

春松竹に行ってきました。

2015年のGW、ジャニーズWEST 1st Tour パリピポ。センターの花道横。存在は知ってたけど、何も知らなかった康二くんが目の前に来て、あまりのかっこよさに全てを奪われたから、その夏はじめて松竹座に行った。

そこから毎公演欠かさず松竹座に通ったし、時には梅芸にも城ホにも行った。気がついた時には"関西ジャニーズJr."の虜で、林真鳥くんをはじめ、たくさんの魅力的なジュニアに幸せを貰ってきた。

だけどそこにはいつだって向井康二くんがいた。

 

今日はじめて私は、向井康二くんのいない大阪松竹座に遠征しました。

 

 

正直行くかどうかは本当に悩んだけど、ずっと一緒に松竹座に通って来た大橋担の友達が誘ってくれて、龍太担の姉も、行こうよって声をかけてくれたから、行くことにして申し込んだ。それに何より、ニシタクこと西村拓哉くんが見たかった。見事に私は外れたけど、友達が当ててくれたので無事に松竹座行きが決まった。それがまさかの千秋楽。そんなことある?

 

 

ずっとずっと緊張してた。前日はソワソワで寝れないし、夢でも松竹座行ってグッズ買ってるし、楽しみと緊張でお腹痛かった。でも新幹線で食べた牛肉ど真ん中弁当は美味しくて完食した。

新幹線の中でも不思議な感覚で、康二くんがいない松竹座に行くのは分かってるのに、いつも通りの松竹座公演な気がしちゃって、会場ついたら「向井康二くんのフォトセ50セットください」とか言っちゃいそうだと思った。そんな買ったことないけど。

 

約4年間関ジュを見てきて、康二くんが好きだけど、関ジュって箱が好きになってた。それぞれの関係性とか繋がりとか、全部全部愛しく思ってた。だから康二くんがいなくても、楽しめるのは分かってたし、春はコントがメインだから、関ジュには芸人ばりに面白い子たちがたくさんいる。楽しいに決まってる。緊張したし不思議な感覚だったけど、ドキドキしながり幕が上がるのを待った。

 

 

でもいざコントがはじまったら、私はどこを見ればいいのか分からなくなった。完全に目線迷子。いや、ニシタクがいるから春松竹行くって決めたくらいだから、もちろんニシタクが出てる時は彼しか見てなかったけど。いつもはあれだけ目が足りない!!って思ってたのに、今日は完全に迷子になってて、「え、嘘でしょ…」って動揺。いつもは目が足りなくて見れなくて悔しい思いをした大晴だって末ちゃんだって見ることが出来たのに。

そこで薄々気がつきかけてたけど、次にショータイムが来て確信した。この際ニシタクの話は置いておく。ニシタクは最高だった。時代が来てた。もう次世代のエースじゃなくて完全に関ジュのエースだし私は彼のために松竹座に通うだろうけど、それが言いたいんじゃなくて。

 

恭平を見ても末ちゃんを見ても大晴を見ても何か寂しくて、大吾くんと流星くんの姿を見てホッとした。安心した。でもステージの上でいつかの松竹座の景色を思い出して、康二くんを探した。この間のクリパは2階から真下まで覗き込んで手を振ってくれたね、去年のコントでは龍太くんと縁側に座って楽しそうに笑いあってたね、流星くんのバースデーを一緒に祝ったこともあるし、いつだってMCは康二くんが回してて、まとくんがいなくて凹んだ公演もあったし、たくさんの成長を見たそのステージに、康二くんはいなかった。

いつだって康二くんばかりを見てたわけじゃない。半分以上真鳥くん見てた公演もあるし、ニシタクをどうしても見たくて探しちゃってたことだってある。

でもやっぱり私の中心は康二くんだったんだって思い知った。

 

この4年で関ジュが大好きになったよ。

だけどその景色は全部全部、康二くんを通して見てたことに私は今日気がつきました。

大好きな関西ジュニアの空間は私にとって、全部康二くんがくれた宝物ののような空間だったんだね。

 

ずっとずっと歌って欲しかったDream Catcherを本編最後で歌った瞬間、楽しかった4年間の記憶がブワーって蘇ってきて、「え、私死ぬのかな」って本気で思ったくらい。

真鳥くんがここにいたら、きっと少しは違っただろうけど。

康二くんと真鳥くんが私の二本柱だったけど、その2人がいない松竹座は、何度も通ったはずなのに、何度も見たメンバーなのに、違う景色だった。観に来てるファンも基本みんなステージ上の誰かの担当で、自分だけが置いていかれてるような気分になった。

Dream Catcherを、私は康二くんが歌ってる姿をどうしてもまた見たかった。ずっと思ってた。もう叶わないのかな。

 

私が好きになった関ジュは、大吾くん曰く(当時の心無いファン曰く?)焼け野原で。私にとってはキラキラ輝く宝物のような、それこそダイヤの原石みたいなかけがえのない存在だった。はじめて行った松竹座で康二くんに改めて落とされて、その夏だけで3回は大阪に行った。探せばチケットの譲りは見つかるような世界だった。今じゃ考えられないね。紫耀くんと廉くんが東京に行ってから、仲間が1人卒業してから、なかなか新しい曲は出来ないし、東京ジュニアとの距離は縮まらなかった。そんな中、やっと待ち望んだ新曲が出来た時の感動を今でも覚えてるし、映画の舞台挨拶は駆けずり回って入れるだけ入った。

ドリームステージもDream Catcherも、何よりも思い入れのある作品で、この曲に康二くんがいないのが寂しくて寂しくて、そこからひたすら泣いてた。

先週横アリで康二くんを見た時は、すごく楽しかったし、どこにいてもやっぱり康二くんが好きだと思って、どこかスッキリした気持ちだったのに、まさか一週間後の松竹座でこんなに泣くなんて思わなかった。

 

 

Snow Manにいる康二くんを見て、良かったなって思った。スキルも経験も土台も、何もかも違う世界に飛び込むのはめちゃくちゃ大変だと思うけど、あのまま関ジュにいても康二くんを引っ張りあげてくれる存在はいないから。本来の弟気質を発揮できて、関ジュで培ったお兄ちゃん力も役に立つ。とても素敵なグループに加入することが出来たね、応援するから頑張って欲しい、頑張ろうねって、心から思った。未来が楽しみだって。

康二くんに一緒に頑張る、同じ未来を目指すグループが、同じ重みを背負える仲間が出来たことが、本当に嬉しい。

 

それは嘘じゃないけど、まさかこんなに寂しいって思いが残ってるなんて思わなかった。

なんで泣いてるのかもよく分からないけど、多分寂しいんだよね、これ。

 

言っても仕方ないって分かってるけどなんかもう黙ってる意味もない気がするから言う。

 

私は康二くんに、大吾くんとデビューして欲しかった。2人は絶対に、一緒にいて欲しかった。

 

これはきっと、スノで康二くんがデビューするまで思い続けるんだろうと思う。でもデビューするから、その時は払拭するよ。それまで思い続けるよ。思いは重いだから。

私は引きずるけど、康二くんが前を向いて進んでいるのに永遠にこんなことばっか言うわけにはいかないから、これを最後にする。

それだけ、この4年間の関西ジュニアが、メインの4人が、大吾くんと康二くんが、私は大好きだったんだ。

 

 

そして、林真鳥くん。

私はあなたにもずっと会いたいよ。ずっとずっと言い続けたけど、最近じゃ会いたいって言うのも辛くて口にも出さなくなったけど。だってこの4年間、確実にまとくんは私のハッピーメイカーだった。まとくん見るだけで元気になるし笑顔になれた。まとくんの笑顔とダンスが大好きなの。

会いたいし、会いたいって声を大にして言いたいよ!

 

 

 

これら全てを含めても、また別に、私にとってはニシタクとリトかんが魅力的だから、松竹座には行くんだろうけど、もう前までの気持ちじゃない。私はもう関ジュ担じゃないのかな。それは少し寂しいな。

大吾くんと流星くんを応援する、ニシタク推し。

もうそれでいいか、当分は。

それでも松竹座に通い続けて、やっぱり関ジュって箱が好きだって、無邪気に楽しめたら、その時はまた関ジュ担って言いたい。

遠くない未来、きっとくる。信じてる。

 

 

 

 

ここで一区切りつけて、また夏に、大吾くんと流星くんとニシタクに会いに、松竹座に行きます。

4年間、本当に楽しい空間をありがとう!